春の訪れ

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早いもので、もう4月です。

桜の花便りも聞かれるようになりました。

何かが違う?、静から動に変わる節目のような・・・・

草花もきれいな色に発色し、気温もあたたかくなり

小鳥の動きも活発になってきて

日中の光すら、いつもより明るく温かく感じられ

色々なものが一気に動き出すような躍動感?

その様なものが「春」なのでしょうか。

 

先日NHKの番組で人間の脳について

色々と分かってきている事を分りやすく

放送していました。

ノーベル賞を受賞した山中教授も出演されていました。

 

人体の細胞は新陳代謝により、ある一定のサイクルで

新しいものにすべて置き換わっているのですが

脳だけは、生まれたままの状態で発達し

細胞が置き換わらないそうです。

幼児が言語を簡単に習得するのは

脳内細胞のネットワークが活発になる

4歳程度までの 脳細胞の発達によるもので

その後は、発達を抑える物質が出て

徐々に発達が停止するそうです。

マウス実験で停止する物質を出ないように

したところアルツハイマー病の脳のように崩壊してくる

結果が出ました。

原因は、脳の発達には大きなエネルギーを

必要とするのでその分負担が大きくなり

自己防衛のための

停止ではないかと推測されています。

視覚などの感覚部位から始まり

運動の部位、判断の部位と順番に

停止して10代で殆どの部位が停止

することが解ってきました。

 

脳の発達が停止する代わりに

脳内ネットワークの神経細胞が脂肪のようなもので

太くなり、情報伝達が活発になると

脳の発達と同じような効果が出る事も

わかってきました。

 

そのような研究の一環として実に興味深い

プロジェクトが行われていましたので紹介します。

アメリカの貧困層の暮す地域で音楽教育による

教育格差の是正実験が行われています。

この地域は、同居している両親が薬物中毒であったり

ホームレスを経験していたりとかが多く

ほとんど教育崩壊しています。

 

この地域の10歳前後の子どもたちを対象に

希望者に楽器を与え、無償で音楽教育をしています。

追跡調査の結果、音楽教育をした

96%(近年6年の結果)が大学進学をしていました。

ほとんどの子どもたちが高校すら中退してしまう

この地域では、驚くべき結果です。

音楽教育した子供たちの脳の神経細胞を調べると

神経細胞が太くなり活性化していました。

楽器を奏でたり、音楽を楽しむことは

同時に色々な脳の部位(目、耳、指)を使うことで

高速ネットワークが確立するのですが

別の見方をすれば

音楽が好き、楽しいと言う心の高まりが

大きな集中を生み思いやりの気持ちも育み

自分自身に自信が持て

物事に前向きに積極的に取り組めるようになる

このような変化が脳細胞の変化へとつながる

とも言えそうです。

 

かってケネディー大統領が音楽教育の可能性に注目し

理解を示してペース博士を国の音楽諮問機関の一員

に加え、音楽教育による教育の崩壊や格差の是正に

取り組もうとしましたが、大統領の暗殺と言いう

不幸な事件で抜本的な改革は中断されました。

当時は、音楽教育は趣味の延長程度の認識で

全く重要視されていませんでしたので、このプロジェクトは

もう終わってしまったと思っていましたが

「ハーモニープロジェクト」と言う名前で

大きな予算も付かない中で、今も辛抱強く続けられ

著しい学業の向上という成果を上げ

全米で注目を集めつつあることを

この番組を通じて実感しました。

これを機会に音楽教育の大きな可能性を、

日本でも、もっとたくさんの人に

理解していただければ幸いです。

 

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