「俺」って天才!!
去年の暮れのことでした。幼稚園の年少の(仮に)A君が、突然「俺って天才!」「俺ってすごい!」と言い出しました。
A君は、グループレッスンで体を動かして、耳で聴いて色んな音の体験を積み重ね、音には色んな要素があることが理解でき、ピアノの白鍵、黒鍵が理解でき、ドレミの音符をシールを貼ったり、歌ったり、いろいろなアプローチをしながら体験を積み重ねていました。
本人は、一つ一つは分かっているんだけども、「音符」と「音」と「鍵盤」のつながりがもう一つモヤっとしていたみたいです。それらの繋がりが自分中ではっきりと見えた瞬間に、つい感動しA君は叫んでしまったみたいです。
「え? どうしたの??」私が聞くと
「ドレミわかった。ぜんぶわかってきた。」と答えました。
今まで体験をしながら学習をし理解していたものが、相互に繋がってあたかも立体になった瞬間だったのでしょう。今まで見えていた景色が、一気に広がったのでしょう。カラーの3Dの世界になったのかも??
今までは、3から4才児では無理だからと教えないで、その後もともかく指番号やドレミを楽譜に書いたりして弾かせるそんなレッスンが主流でした。分からなくても良いから、「言うとおりに、書いてるように弾ければ良い」の一辺倒も多かったと思います。もちろん全ての先生が、そうではありませんが・・・・・・。
A君以外にも「お母さんが、すごいと言ったの。わたし、すごいの?」とか母親から「うちの子、初めての本を音符見ながら弾いているのです。びっくりしました。」などの意味のことをもよくお聞きします。今まで体験し学んだことが、自分の中で繋がってくるのが本人にも分かるのです。「スイッチ」が順番に入ってくる?そんな感じかも知れません・・・
母親から「小さいときにピアノを6年ほど学びましたが、残念ながら今は何も残っていません。子供のときは、ともかくピアノの先生が厳しくて、怖かったです。うちの子が楽しそうに学んでいる様子を見て、うれしくなりました。なんだかもう一度やってみたくもなりました。」などこれと同じようなお話もよくお聞きします。
たとえ幼稚園の年少であっても、手順を踏んで体験しながら学んでいけば年齢的に複雑すぎると思われている事でも、きちんと理解できるのです。それが繋がる瞬間の感動は、心に残ります。そして、その小さなものが核となって、次のレベルに生かされ、又次々とレベルに応じた核のようなものが出来あがります。
また学んだ事をつなげると、より大きな形になる体験は他の教科を学ぶときにも応用でき、生きてくると思います。理解して学ぶことは、本当に大切な事です。レッスンをしていて実感しています。
<ペース・メソッド公式HPよりイメージ図を抜粋しました>






