ペース・メソッドのめざすもの(私的見解)

 これは、私個人の意見ですので、

もっと勉強を深められている先生から見れば

違うところ、足らないところもあるかと思います。

最初にこのことを申し述べておきます。

 ペース・メソッドのめざすものは、レッスンでの

具体的目標のほかにも、色々有りそうに思います。

バランスの取れた考えのできる、

また自主性が備わった自己解決ができる能力、

感性豊かな人格形成などです。

その為に、一番適している音楽教育を選ぶことで、

最終形としては、社会貢献につなげていく

今までにない新しいアプローチだと思います。

そんな視点で考えてみました。

 ペース先生は、音楽教育は全ての教育のコア(核)

であるという信念の元にペースメソッドを考案されました。

 残念なことに、日本では5教科(英語、国語、数学、理科、社会)

が中心で入試に関係しない音楽、美術、体育

などは、脇役になっています。

音楽教育が、コアである根拠の一つに、

ペース先生は音楽が持つ芸術性を挙げられています。

この芸術性は、押し付けたり、人と比較し評価できないものです。

日々の、体験やあらゆる芸術的なものに触れることで

芽生え、育ち、人格や心に大きな影響を及ぼすものです。

 ピアノレッスンを通じて、

楽譜を読み構成を理解する「知的理解」、音楽を感じる「心」、

鍵盤を弾く指先の触覚、繊細な動きや感触の「指」。

これらの3つの機能がバランスよく調和することで、

音楽性(芸術性)の開発がなされていきます。 

 スポーツの分野でよく使われる

「心・技・体」という言葉がありますが、

この3つがバランスよく育って三位一体を形成するように、

ペースメソッドでは、「心・頭・指」の三位一体をめざします。


ピアノレッスンに通う生徒は、全てがピアニストや

音楽指導者を目指しているわけではありません。

ピアノレッスンを通じて、音楽を楽しむ能力や耳を育て、

グループレッスンで子供たち同士が交流することで、

協調性や社会性を育み人格形成につなげていく

教育的な効果もめざしています。

この効果を生み出すために、緻密に計算された学習体系があります。

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1.らせん学習(スパイラルラーニング)

以前に少し触れましたが下から上にらせん状に

広がっていくイメージの学習カリキュラム

2.バランスド・ダイエット

多様な項目を毎回のレッスンで、バランスよく学ぶカリキュラム

3.徹底した全調メソッド、

あらゆる音楽を最初から扱っていくカリキュラム

4.グループレッスンや自主性の開発

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 これらのカリキュラムを導入期から上級レベルまで

一貫して行うためのテキストが完備されています。

このテキストは、導入期を除き各レベルごとに

4冊用意され、このテキストを循環させて

ペースメソッドの三位一体を、

バランスよく学ぶように工夫されています。

指導者は、このテキストの1ページ1ページを

丹念に学び、要点や,指導の方法を

研究しなければなりません。

一人では限界がありますので、地域研究会を立ち上げて、

同じ志の先生方とグループで学び研究します。

もちろん、指導スタッフによる講習もあります。

この勉強が、必須なのでなかなかすぐに、

ピアノレッスンを始められない要因でもあります。

ペース先生は、ピアノの指導者にも

質のレベルアップを求めておられます。

 指導者も生徒と同様に、グループ学習(地域研究会など)や、

生徒指導をしながら実は同芯の「らせん」で

生徒からもたくさんのことを、学んでいきます。

そうして、実践の場でレベルアップをし、育っていきます。

 ペースメソッドは、コンクールの上位だけをめざす

メソッドではありません。

ピアノを弾く技術の向上はもちろんのことですが、

それ以外の点に付いて考えてみます。

あらゆる音楽に触れ、理解を深め、音楽性を発展させることにより、

あらゆる可能性(音大進学、コンクールも含む)を

自主的に選択できる道を示します。

一見遠回りに思えますが、

この裾野の広さが大きな意味を持ちます。

高い山ほど、その裾野は広くなければならないのです。

 私は、ジュニアコーチングの講習を終えましたが、

ここで学んだことは全てペースメッソッドに

含まれていると確信しました。

 コーチングのスキルは色々有りますが、

根本はクライアント(ピアノの生徒)の内部にある能力を信じ

その能力を引き出し伸ばすお手伝いをしていくことで、

クライアントの自主性を尊重し、

答えを教えることでなくクライアント自身が解決し、

発展させることにあります。

この点も、共通しています。

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小さなピアノレッスンの、大きな、大きな願い

毎日の小さなピアノレッスンの積み重ねで、感性豊かな、自主性のある生徒が育っていく。

自分で考え、人の傷みを感じ、人にやさしくできる心を持てる。

頭でっかちでなく、また人の意見に左右されないバランスのとれた考えができる。

そんなバランスのとれた生徒が、大勢育っていけば

きっと日本の教育は、世界の教育は変わてくる。

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 そして、全てのペース・メソッドのピアノの先生が、

毎日のレッスンを続けることで、

ピアノ教室の経営と利益だけでなく、

自分自身の成長と、社会貢献にもつながっている事を自覚し、

その事が喜びを産み、益々モチベーションを高めます。

この良い循環が、大切なのだと思います。

今は、ペースメソッドのめざすものを、このように理解しています。

 

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