龍馬伝

NHK「龍馬伝」にはまっています。福山雅治さん主演の大河ドラマです。今まで時代劇には、あまり興味がありませんでした。坂本龍馬の名前は、以前から知っていましたし、高知県桂浜で、銅像を見た事もあります。

でも、「龍馬伝」を見るまであまり詳しくは、知りませんでした。坂本龍馬が、当時としては大男で、すごい剣豪とは思ってもいませんでした。また、男女問わず人を引き付ける魅力は、主演の福山雅治さんの人柄を上手く活かしているなと思いました。 
 三菱財閥の創始者岩崎弥太郎役の香川輝之さんや他の周りを固める俳優さんも、とても良いハーモニーを醸し出していて、ぐいぐいと引き付けられます。

 

たまたま、本屋さんで「竜馬がゆく」司馬遼太郎著の単行本を見つけました。実は、ドラマでまだ放送されていない所の7,8巻なのですが、先回りして最後まで読みました。

植民地主義の西洋列強の圧力、長い間の鎖国でゆるみきった徳川幕府と高官達や、日本のかじ取りを少しでも誤ると、中国、インドのように植民地化されるぎりぎりの状況は、頼りない政治家や、自己保身のキャリア官僚で八方ふさがりの現在と重なって見えてしまいます。


 結局、その日本を変えたのは、若い下級武士たちであったのが驚きです。

 

2030代の若者が命がけで奮闘する姿は、素晴らしいかもしれませんが母親の立場としたら複雑です。死んでほしくないのです。

 

司馬遼太郎さんの描く龍馬はなぜか「竜馬」で「龍馬」と字が違います。ドラマで演出された「龍馬」と本の「竜馬」が違うと自分の中で整理でき、竜馬のイメージが少し違っても、ドラマと別と感じられその意味でよかったです。

 

いっぱい感動をもらったのですが、とくに印象が深いのは、竜馬が理想でなく実利を説いて頑固な保守派を論破していくところ。

この現実路線が、理想、理念一辺倒の尊王派にできない幅広い勢力の取り込みに成功しているところです。やっぱり、人は本質な部分で、損得が判断の分かれ道になる場合も多いのですね。

また、狂信的な尊王派とは違い、道は1本でなく何本もあるという信念や柔軟な発想と幕府打倒以後の日本の姿まで見据える洞察力は本当に感心しました。

 

現在のように、情報が溢れる時代でも世界での日本の立ち位置、これからの方向などはさっぱりわかりません。

幕末の時代に、しかも地位も低い人間がわずか数年ですい星のごとく現れ成長し30代そこそこで日本を救い、暗殺され消えていく。もし生きていたら、その後の日本は、どうなっていたのだろうかとつい思ってしまいます。

あれ程、人の命を大切にした竜馬が自身の身の安全に無頓着で、天が必要としている限り生かせてもらえるとした美学は、どうしても分かりません。

 

竜馬が言う「犬死ぜよ」と思うのですが・・・・。

 

歴史の節目には、古今東西を問わず英雄が現れると言われます。中国の勢力が急拡大し、北朝鮮が核を持ち、ギリシャが財政破綻しそうになり、そして世界一の借金を抱えて手詰まりの日本があります。

日本のかじ取りが分らなくなっている時、日本の何処かで第2の竜馬の芽が育っているのかも知れません。ペースメソッドで育った子たちにもその芽が、その可能性があるのかも・・・なんてね。

 

「竜馬がゆく」を読み終え、本を閉じながらそんな空想にふけっていました。

 

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